家に帰って行った弟子たち
「イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、
二人はまだ理解していなかったのである。
それから、この弟子たちは家に帰って行った。」(ヨハネ20:9,10)
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イエス様の弟子たちは、家も家族も捨ててイエス様についてきました。
それから3年半、彼らはイエス様の話を聞き、イエス様に接し、イエス様こそがメシアであることを確信するのです。
そして十字架、その後の3日間。全力で走り続けていて、休む時間を必要としていた彼らは捨てたはずの我が家へ帰りたいと思ったのです。
イエス様はこのことを予言しておられました。
「あなたがたは皆わたしにつまずく。『わたしは羊飼いを打つ。すると、羊は散ってしまう』と書いてあるからだ。
しかし、わたしは復活した後(のち)、あなたがたより先にガリラヤへ行く」(マルコ14:28)
羊飼いはイエス様、羊は弟子たちを表しています。そしてガリラヤは弟子たちの故郷でした。
イエス様を失ったと感じたとき、弟子たちはイエス様と出会う前の故郷に戻ったのですが、イエス様は先にそこにいてくださったのです。
わたし達も同じです。挫折したとき、心が落ち着かないときイエス様と出会う前の状態に戻りたいと思うことあるでしょう。
でも、イエス様はわたし達より先に居て待っていてくださり、励まし、勇気付けてくださるのです。
そしてわたし達が本当に安らげる故郷は天にあり、そこにもイエス様は先に居て場所を用意してくださっているのです。
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